企業革新研究会(第8回)
次の要領で「企業革新研究会」の第8回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。
非学会員の方の参加も可能です。
日 時: 2023年12月23日(土) 16:00-17:45 (ZOOM開催)
(報告:60分、コメント:15-20分、その後、全体討議)
報告者:河合 忠彦(筑波大学 名誉教授)
テーマ: 「EVウォーズの統合的分析枠組みとそのホンダのEV戦略への適用」(仮題)
コメンテーター:小林 英幸(SBI大学院大学 教授)
司会: 西尾 弘一
今回は、第2回プログラム「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」の最終回として、上記のテーマについて、河合がご報告致します。
EVウォーズには日本の自動車産業のみならず、日本経済の先行きがかかっているといっても過言ではなさそうですが、日本メーカーの出遅れは否めません。
中でもホンダはもっとも大きく出遅れていると見られていますが、他社よりも積極的なガソリン車からの撤退策の提示、ソニーとの合弁会社の設立、中核と見られていたGMとの量産車の共同開発の
突然の取りやめ、など何かと話題を提供しています。
このようなホンダの参入の遅れの原因の分析と現時点での将来戦略の評価・分析が発表の焦点の1つですが、今回はもう1つのより重要な焦点として、それらの分析で用いるモデル/フレームワークの構築についてお話ししたいと思います。
今回のテーマの対象であるEVウォーズのような“大きな現象”については単一の分析モデル/フレームワークは存在しないのが普通で、“EVウォーズ”もその例にもれませんが、その特定の部分の分析に使えそうなものに、新規参入戦略論、キャズム理論、クリステンセン理論、両刀遣いの理論、CC曲線の理論、プラットフォーム戦略論、などがあります。
しかし、それらはいずれもそれぞれの分析目的に対しては優れたモデルですが、いずれも“大きな現象”の特定の部分に特化し、しかも多くは“スタティックな”ものであるためにそれらを“持ち寄る”だけでは、激しくかつ急速に変化しつつあるEVウォーズの全体像に迫るには十分ではありません。
ところが、そのような状況を打開する方法として、それらのモデルを一般化し、しかもその際、特定の概念を“共有”させるとによってそれらを“連結”する方法(「マルチモデル分析の方法」)
が考えられます。
今回の発表では、同方法を用い、テスラ、BYD,トヨタなどの事例を参照しつつ、“ビジネスモデル”を共有概念としてEVウォーズのより統合的な分析フレームワークの構築を試み、それを用いてホンダについての分析を行うことにします。
参加御希望の方は学会のホームページから「12月21日までに」参加登録をしてください。
登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。
https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/200
尚、来年度の企業革新研究会については、第8回研究会でご説明させていだだきますが、本年前半の第2回プログラム「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方法」の成果を踏まえて、「日本企業をより革新的にするためには何をなすべきか」という視点から新たな「統一テーマ」を掲げて数回の連続研究会を開催する予定です。
12/10(日)に、KBSケースメソッド体験会&MBA懇親会を行います!
KBSのケースメソッドをさまざまなビジネススクール生と共に体験するというものです。終了後には、懇親会もご用意しております!
登録情報は、本サイトにログインしていただき、フォーラム→同窓生限定ニュース→ニュースを御覧ください。
http://www.gsbs-tsukuba.org/modules/d3forum/index.php?topic_id=151
GSSM 2021修了 鋤先
次の要領で「企業革新研究会」の第7回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。
非学会員の方の参加も可能です。
日 時: 2023年11月18日(土) 13:00-14:45 (ZOOM開催)
(報告:50分、コメント:30分、その後、全体討議)
報告者:西尾 弘一(中央大学経済研究所 客員研究員)
テーマ: 「自動運転技術による新価値創造について――日米中欧の比較から見えるもの――」
コメンテーター:柴田 友厚(学習院大学 教授)
司会: 西尾 弘一
本研究会は、第2回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいて
プラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」というテーマおよび関連テーマで、3回連続の研究会を開催致します。
今回、第2回の研究会では、西尾先生にお話し頂きます。西尾先生には、本研究会の前身の日本企業再生研究会で「日本の自動車メーカーのサービス化戦略―Technology-focused Innovation approachから New Value Creation approachへの転換」というテーマでお話し頂きましたが、それ以降、海外ではAutonomousをめぐる自動車の進化競争の熾烈化、自動運転車の実装が現実となり、無人タクシーの運用が進んでいます。
これを承け、今回は西尾先生に、CASE時代における新世代自動車(自動運転)のしくみと、自動車メーカーの「ものづくり」から「新価値共創」への戦略転換を中心にお話しいただく予定です。
また、今回は、コメンテーターの柴田先生に、上記発表に対するコメントに加えて、アーキテクチャー、技術の補完性、両利きの経営などの視点からの先生ご自身のお考えについてもお話しいただく予定です。
(なお、つづく第3回(12月中旬予定)では、「EVウォーズの統合的分析枠組みとそのホンダのEV戦略への適用」(仮題)について河合がお話しする予定です。)
参加御希望の方は学会のホームページから「11月16日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。
https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/198
企業革新研究会(第6回)
次の要領で「企業革新研究会」の第6回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。
非学会員の方の参加も可能です。
日 時: 2023年10月14日(土) 13:00-14:45 (ZOOM開催)
報告:60分、コメント:各5-10分、その後、全体討議
報告者:小林 英幸(SBI大学院大学 教授)
テーマ: EVウォーズにおけるトヨタの戦略
コメンテーター:D. A. Heller(中央大学 特任教授)、
西尾弘一(中央大学経済研究所 客員研究員)
司会: 西尾弘一
本研究会は、第2回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」という
テーマおよび関連テーマで、3〜4回の研究会を開催致します。
今、第1回の研究会では、小林先生にお話し頂きます。自動車業界の激変は続いており、本研究会の前身の日本企業再生研究会で「トヨタはテスラにキャッチアップできるか」というテーマでお話し頂いて以降、EVをめぐる競争の熾烈化、ホンダとソニーのJVによるコンセプトカーの発表などの動きがある中で、同社についてはトップマネジメントの交代、EV戦略の転換などが報じられています。
これを承け、今回は小林先生に、次の諸点を中心にお話しいただく予定です。
・テスラへのキャッチアップ戦略のその後の進展状況は?
・(“EV戦略の転換”によって)中国他の市場でのシェア拡大戦略に変化?
・対プラットフォーマー戦略や「ホンダとソニーのJV戦略」への対応は?
なお、議論の促進・深化のために、上述の企業再生研究会でのご発表をまとめたJSMS掲載の小林先生のご論文(および河合論文)に目を通しておいて頂くことを希望します。
(なお、つづく第7回(11月中旬予定)では、「自動車のサービス化― 自動運転の実装の現状と課題」
(仮)について西尾がお話しする予定です。)
参加御希望の方は学会のホームページから「10月12日までに」参加登録をしてください。
登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。
https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/197
世話人:河合忠彦、西尾弘一
アドバイザー:平松庸一、木村裕斗
企業革新研究会(第6回)
次の要領で「企業革新研究会」の第6回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。
非学会員の方の参加も可能です。
日 時: 2023年10月14日(土) 13:00-14:45 (ZOOM開催)
報告:60分、コメント:各5-10分、その後、全体討議
報告者:小林 英幸(SBI大学院大学 教授)
テーマ: EVウォーズにおけるトヨタの戦略
コメンテーター:D. A. Heller(中央大学 特任教授)、
西尾弘一(中央大学経済研究所 客員研究員)
司会: 西尾弘一
本研究会は、第2回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」という
テーマおよび関連テーマで、3〜4回の研究会を開催致します。
今、第1回の研究会では、小林先生にお話し頂きます。自動車業界の激変は続いており、本研究会の前身の日本企業再生研究会で「トヨタはテスラにキャッチアップできるか」というテーマでお話し頂いて以降、EVをめぐる競争の熾烈化、ホンダとソニーのJVによるコンセプトカーの発表などの動きがある中で、同社についてはトップマネジメントの交代、EV戦略の転換などが報じられています。
これを承け、今回は小林先生に、次の諸点を中心にお話しいただく予定です。
・テスラへのキャッチアップ戦略のその後の進展状況は?
・(“EV戦略の転換”によって)中国他の市場でのシェア拡大戦略に変化?
・対プラットフォーマー戦略や「ホンダとソニーのJV戦略」への対応は?
なお、議論の促進・深化のために、上述の企業再生研究会でのご発表をまとめたJSMS掲載の小林先生のご論文(および河合論文)に目を通しておいて頂くことを希望します。
(なお、つづく第7回(11月中旬予定)では、「自動車のサービス化― 自動運転の実装の現状と課題」
(仮)について西尾がお話しする予定です。)
参加御希望の方は学会のホームページから「10月12日までに」参加登録をしてください。
登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。
https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/197
世話人:河合忠彦、西尾弘一
アドバイザー:平松庸一、木村裕斗